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【美容プランナー 西村直子 連載 100年のキレイ】 Vol.03 育毛美容液とブラッシングで5歳若見え!?今すぐ始めたい 大人のヘアケア習慣とは?

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人生100年時代。皆さまの美と健康に末永く寄り添う記事をお届けすべくスタートした美容コラム【100年のキレイ】。ナビゲーターは、美容プランナーとしてさまざまな媒体で活躍する西村直子さん。

第3回目は頭皮ケアのお話。美髪と美肌との関係や、頭皮を健やかに整えてハリ、ツヤのある髪を育むための習慣についてご教示いただきました。

Profileプロフィール
西村直子/美容家
医食同源の香港暮らしで培った経験から独自の美容道を開拓し、百人時代の衣食住美のプランニングを発信。奇跡の50代として各種媒体で人気連載を持つ。

肌の輝きを際立たせるのは、実は髪の毛のハリとツヤ!

先日、ヘアサロンで新しいメニューを受けてきました。なるほど、話題のメニューだけあり、サロン帰りのヘアは一本一本の髪に弾力が蘇り艶を感じます。髪に自信がないときは整髪剤がどうしても多くなりますが、髪の状態が良いと整髪剤フリーでもまとまるのです。

髪の毛に生命力が宿ると顔色まで明るくなり一本一本の髪に立体感がでるので小顔効果まで感じますよね。この嬉しい体感を長続きさせたい!次回のサロン予約までご機嫌なヘアを保つ為にはやはりホームケアは欠かせないのです。今回は、そのために必要なアイテムや手軽なケアの方法をお伝えしたいです。

“髪は顔の額縁”と例えられますが、私が髪のエイジングケアにこだわる理由は、髪そのものの質を高めることはもちろんですが、それだけではありません。実は、髪にハリ、艶が生まれると、肌そのものがぐっと輝いて見えるから。むしろ、“肌を美しく見せるため”に、そのフレームである髪をできるだけ美しく保ちたいという目的が明確にあるのです。

肌がどんなに艶やかで美しくても、パサパサと乾燥が酷く、弱々しい先細りの髪質では、艶やかな肌との落差で逆に違和感が生まれ、どことなく無理のある顔に見える気がするのです。かく言う私の髪質は乾燥しやすく、くせ毛で、細くコシがないタイプ。ストレスも顔より髪や頭皮に出やすいのでケアを怠ると髪の「老け」が加速してしまうのです。実体験から顔と髪の質のバランスを痛感し、それからは髪と頭皮のケアにはより愛情を注ぐようにしています。

育毛セラムを取り入れて、ホームケアの質を向上

そもそも、年齢を重ねると肌だけでなく髪にも様々なトラブルが発生します。薄毛、白髪、髪のうねり…。皆さまから色々なお悩みの声を多くいただきますが、いざ、毎日のお手入れに関しては、肌のエイジングケアほど情熱を傾けていない気がします。私も以前はそうでした。「傷んだ髪の毛は切ってしまえばリセットできる」という考え方もあるのかなと。けれど、髪の悩みは加齢とともに、髪そのものだけでなく、頭皮環境の影響も大きく、若い頃のように悩みのある髪の毛を切ってしまえば輝く髪が生えてくるというような簡単な問題解決にはならないのです。

私は定期的にヘッドスパに通いプロの手によるケアに頼っています。そして、その効果をキープするために自宅でのヘアケアも欠かせません。とはいえ忙しい毎日、お顔のケアでもアイテムが増えていくお年頃。手間がかかるヘアケアは続きません。そこで味方になるのが頭皮専用美容液です。

皆さん、お風呂上がりには、肌、特にお顔の保湿は欠かさないのでは?でも頭皮の専用ケアをする方はまだ少数派。顔と頭皮はひと続きの一枚皮です。頭皮の状態が上がれば、肌の透明感までアップするので習慣化して欲しいところです。

頭皮用の美容液を選ぶポイントとして30代以降は育毛効果のあるタイプを使うのがおすすめです。私は早すぎるエイジングケアコスメはあまり推奨しない派なのですが、育毛ケアに関しては早すぎるという言葉はありません。加齢による頭皮のエイジングだけでなく、紫外線、カラー剤、ストレスなどで悪化しがちな頭皮環境を、健やかに整えるイメージです。その点ハリウッドの育毛剤はビギナーの方にも使いやすい心地良さでありながら医薬部外品。頼もしく育毛効果をサポートしてくれます。また、続けたいケアアイテムだからこそ配合されている有効成分だけでなく、7つの無添加というこだわりの処方も見逃せないポイントです。

このセラムには、血行促進効果で知られるセンブリや、炎症を抑えるヒノキチオール、ヘアサイクルを整えるグリチルリチン酸、ビタミン類などが含まれています。また、頭皮は一般的に顔の肌より経皮吸収率が高いといわれているので、シリコンやパラベン、鉱物油など負担になりやすい成分が少ない成分が多いところも嬉しいポイント。使い続けることで髪の根元からハリがでて、潤いやツヤ感もアップする気がします。最近はヘアサロンからも頭皮の状態が良いと褒めていただけます。

基本的な使用方法としては、シャンプー後、タオルドライした状態の頭皮になじませるタイプ。育毛剤特有の臭いやベタつきを感じないので、頭皮が乾燥による痒みを感じたら日中ケアとしてサッとなじませて頭皮の保湿ケアとして使うこともあります。また、パソコンなどで眼の疲れや肩の凝りを感じたら頭皮も疲れている状態。こちらのトニックをなじませて頭皮マッサージを取り入れています。先が丸くなっているので直接頭皮に触れてもあたりが優しく、ジェンダーフリーの爽やかなシトラスムスクの香りなので、ケアというより日中の気分転換に使いたくなる心地良さです。

ブラッシングによる頭皮マッサージで輪郭まですっきり!

そして私のお気に入りが、ハリウッドのスカルプブラシ。頭皮のカーブにフィットする形、毛先が球状でハリがあり、グリップが握りやすい形が特徴。

シャンプー前にざっとブラッシングすることで頭髪の汚れを落とし、つつ、もつれた髪の毛がほぐれるので、シャンプー時の摩擦を減らすことができます。

さらになんといっても、頭皮へのマッサージ効果が大きいこと! 襟足から頭頂部に向けて、下から上に頭皮を引き上げるように少しテンションをかけてブラッシングすると巡りがよくなるのか、フェイスラインまですっきり! 肌の透明感までアップするほど。

こちらも育毛美容液と同じようにいつも手元においていて、こまめに使用しています。手が濡れていても滑らないように親指が入り込む形状と髪が滑らずしっかりとキャッチするブラシのつくりにほれぼれします。ブラッシングのコツは下から上に。頭皮の凝りがとれて気分まですっきりします。“どのくらいすれば良いのか”の目安は耳を確認してみてください。巡りが良くなると耳の先に赤みが出るはず。顔色もよくなり、もちろん、髪のコンディションも上々。いつでも、どこでも、電気がなくても使えるヘアブラシは、最強の“アナログ美顔器”もしれません。

現代人の髪への負担を考えれば、ヘアケア着手に早すぎる年齢という境が無い時代です。私の美容人生を振り返り、早くからケアすれば良かったと思う圧倒的なケアがヘア・頭皮ケアです。後ろ姿や横顔から見える髪質がライフスタイルを想像させてしまうからかもしれません。
血行の良いお風呂上がりに頭皮マッサージをするのが一番効果的ですが、日中のリフレッシュケアとしてもおすすめしたいアイテムです。こまめに頭皮環境を向上させていくことが、髪の質や肌の巡りにも繋がります。ボトルもブラシもインテリアに映えるルックなのも嬉しく、使いやすいテクスチャーと香りなので目に見えるところに常備して頭皮からお肌まで、そして気持ちまで輝くタイミングを逃さないでくださいね。